2023’観菊のお話し会
9月9日(旧暦)の重陽の節句は菊の節句とも言われ、宮中では観菊の宴が催され、杯に菊の花を浮かべて酒を酌み交わし、長寿を祝い、詩を詠みあったそうです。
この季節、京都では霜の降りる事もあったようで、菊の花に真綿をかぶせて霜除けをしたのだそうです。 菊の香りを含んだ真綿はなんとも言えぬ高貴な香りがして、その真綿で体をなでると、その年は無病息災に暮せるそうです。
来年のNHKの大河ドラマの理解を絹という視点から一層深められる様なお話に致しました。
話し手:今泉雅勝(日本野蚕学会副会長) 時間:各日 14:00〜
会場:扇ビル4階レクチャー室
Vol1 10月14日(土) 平安時代の貴族と絹
平安時代の日本の絹織物と染色
清少納言(をかし)、紫式部(律令制の身分制度)
十二単衣の襲の色目
平安時代の絹
11月11日(土)11:00〜
14:30〜
於: 東京農業大学「食と農の博物」1階エントランスホール
話し手:今泉雅勝(日本野蚕学会副会長) 時間:各日 14:00〜
会場:扇ビル4階レクチャー室
Vol2 11月16日(木) 絹の来た道 絹の発見(長江文明)と気温の変化
日本へ渡来の二つのルート(南伝と北伝)・絹由来の苗字、神社
11 月17日(金) 絹と節供(節句)七夕祭り・重陽の節句(菊祭り)
11月18日(土) 平安時代の貴族と絹 貴族の日常生活(起床3時〜)
男貴族の装束(束帯、衣冠、直衣、狩衣)、寝殿造りとお化粧と染色